借金を返済しているときに絶対にしてはいけないこと
借金を返済しているときに絶対にやってはいけないことがあります。
それは「他人と比べてしまうこと」です。
というのも、他の人と比べることで自分自身に対するイメージが下がってしまうからです。
自分自身のイメージが下がると、その下がったイメージの自分になろうとしてしまいます。
しかも、無意識にそうなるような行動を選んでしまいます。
返済に向けて何か行動しようとしてもやる気が起きなかったり、部屋の掃除が大事だと思っても身体が動かなかったり。ついカードで買い物してしまったり。ギャンブルにはしってしまったり。
思い当たることないでしょうか?
借金を抱えていると、どうしても気分がマイナスになりがちです。
私もつい周りの友人たちと比較してしまうことがよくあります。
年齢的に30代半ばですから、周りの友人たちは、「結婚していたり、子供がいたり、それなりの地位にいたり、1000万円近い年収をもらっていたり、家を買っていたり」、と自分にないものを見てしまいます。
すると「自分には借金しかない、結婚もしていない、ローンも組めない、年収も大して高くない、役職もついてない」と、どんどん「まだ持ってないもの」に心のエネルギーを奪われて、自分に対するイメージが下がっていってしまいます。
また、借金の返済ペースが速かったり、すでに完済している人をみると、自分はまだまだ借金まみれだ、多重債務者だと思ってしまいます。
でも、他人と比べても意味がありません。
比べるときは「過去の自分と比べる」ようにしましょう。
1円でも借金が減っているなら、それは以前の自分より成長できている証です。
収入を増やそうとしているなら、少しでも節約ができているなら、それだけでも充分以前の自分より良くなっています。
仮にリバウンドして借金が増えてしまっても、それまでは減らすことができたのだから、それを自分自身で認めてあげることが大事です。
小さいことで良いと思います。
自分で自分を認めてあげる、自分で自分を褒めてあげる、自分で自分を励ましてあげる。
そうすると、少しずつ元気になれます。
元気になると、頑張ろう!という気持ちになれます。
頑張ろうと思えれば、行動に移せるようになります。
行動に移せるようになると、自分で褒められるところが増えていきます。
そうすると良い循環に入れます。
上手くいっていない時は、つい自分自身を責めてしまいがちですが、他人と比較せず自分の味方は自分でありたいものですね。
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